ブリスベンでピアノを購入。お店や購入価格etc.

ブリスベンでピアノを購入。お店や購入価格etc.

Kはもうすぐ3歳。

歌とダンスが大好きなKと

楽器のある暮らしを楽しんでみたくなりました。

 

楽器は何が良いかな?

バイオリンと悩みましたが

最終的には私が少し弾けるしねと、

楽器の王様ピアノを購入することに。

アップライトピアノに絞って探しました。

 

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ところで私たち、ピアノを購入するのは初めてです。

(何回も買ったことがある人はそういないと思いますが。)

夫は習ったこともない人。

私は昔習っていたけど、

最近は実家へ帰った時に軽く撫でる程度。

 

そして何より、

弾くのと買うのは全くの別問題。

高額ですし、

いくら弾いたことがあるとはいえ

良い買い物ができるか不安でした。

 

オーストラリアで見つけたピアノブランド

まずは下調べ。

ブリスベンで扱われているピアノには

どのようなブランドがあるのか

そして

新品だといくらくらいなのか、

チェックしてみることにしました。

 

YAMAHA

まずは世界のメジャー、ヤマハ

最もよく売れていると言われるU3というモデルで$14,495から。

現在のレート(¥74/A$1)で107万円程度です。

日本で同等モデルと思しきYU33を買うと

83万円(税抜)(※)なので、

日本で購入するよりも少し高い印象。

 

少しコンパクトなU1PEQというものだと$11,195

日本円で83万円です。

似たような日本モデルのYU1166万円(※)なので、

やはり同様に20万円弱ほど高額になります。

 

※海外モデルと日本モデルは必ずしも対応していません。

 

河合楽器

カワイのものもたくさん扱われています。

日本の楽器は世界中で愛されているんですね。

値段もヤマハのものとそう変わらないかな。

2020年7月末までにKシリーズの主要モデルを購入すれば

カワイから最大$500のキャッシュバックが得られるそうです。

詳しくはこちらをご確認ください。

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その他のブランド

初めて見たのは

「BRODMANN(ブロードマン)」

オーストラリアの会社で、

ヨーロッパ製の部品を中国で組み立てて

ピアノを作っているそうです。

新品で$5,000くらいからあります。

日本のピアノと比べるとだいぶ安いです。

 

予算と候補を決める

相場がわかったところで予算も検討。

日本で買うなら、

50万円以内で中古か、

馴染み深いヤマハの新品を購入しようと考えていました。

(実家のピアノがヤマハ)

 

しかしオーストラリアで購入となると

やはり日本のピアノ相場が高い。

 

そこで、予算は少し引き上げて$8,000とし、

中古の日本のピアノか、

ブロードマンの新品を候補とすることにしました。

 

中古か、新品か。

これは

新品・中古双方のピアノの品質と

中古価格を実際に見ない限り、

結論は出ない

私たちはお店へ行ってみることにしました。

 

Australian Piano Warehouse

私たちが実際に行ったお店は2つ。

近隣でGoogleで口コミ件数が多い&評価の高い所を選びました。

1つ目は、Australian Piano Warehouse

Miltonにある店舗へ行きました。

 

入口近くには電子ピアノがずらりと並んでいますが

少し奥に入るとアコースティックも色々。

 

入口から右のほうへ入ると中古ピアノがずらり。

カワイもありますが、ヤマハのピアノの方が沢山ありました。

 

店員さんのオススメもヤマハだそうで、

モデルの違いについて教えてくださったり、

試し弾きをしてくださったり。

久々にピアノを聴いて、弾いて、

本当に幸せな気分でした。

 

Vivace Pianos and Strings

2つ目は、Vivace Music

Sunnybankの近くに3店舗あります。

ピアノに限らず様々な楽器を扱っています。

私たちはそのうちのVivace Pianos and Stringsという

MacGregorにあるお店へ行きました。

 

こちらはカワイのピアノが圧倒的に多い!

始めからカワイが良いと考えている人に特にオススメです。

スタッフ?店長さん?のAllenさんは台湾出身だそうで、

ピアノのことを熱心に教えてくださいました。

アフターケアに紹介する調律師さんも

やたら部品交換を勧めるような人ではなく

正直な人を厳選して紹介しているのだとおっしゃっていました。

なんだか安心です。

 

2店舗回ってわかったこと

 

両店舗ともGoogleで評判が良いだけあって

比較的状態の良い中古ピアノを扱っている

印象を受けました。

私は素人ですので大したことはわかりませんが、

蓋を開けてもピアノ線のサビや鍵盤のばらつきはなく

またピアノ本体の背板も綺麗な状態のものばかりでした。

 

新品・中古品とかなり色々弾きましたが、

想像以上に音色に個性があります。

驚きました。

 

そして私が良いなと思うのは

ヤマハのピアノばかり。

聴き馴れているからでしょうか。

 

少し時間はかかりましたが

自分の好きなものが分かって良かったです。

 

また店員さんから話を聞いて知ったことですが

ピアノの製造年度は、

古いからといって必ずしも価値が下がるものではない

ということ。

やはり新しいものの方がコンディションが良い可能性は高いのですが

逆にいえばコンディションが良ければ古いピアノも十分に価値がある。

1960〜80年代のピアノは良質の木材を使っているそうで、

その味わい深い音色を求めて

わざわざ新品では無くその時代の状態の良いピアノを探される方もいるとか。

 

ピアノ購入におけるベストな選択とは?我が家のピアノ

最後に、私たちが選んだピアノのについて。

実は1店舗目に訪れたAustralian Piano Warehouseで

ビビッとくる中古のヤマハピアノに出会っていました。

中古ピアノは音の曇ったものも結構ある中で

特に中高音の華やかさが際立つそのピアノ。

 

とても気に入っていたのですが

最初の最初だったので流石に決め切れず。

他も見ることにしました。

 

ヤマハの新品は文句なしの音色で

アップライトなのに音の響き渡り方が本当に華やか。

ですが今回は予算オーバーです。

 

カワイは中古だけ見ましたが

あまりピンとくるものがなく。

新品は他の方がグランドピアノを演奏されていましたが

荘厳な感じの音色ですごく良いです。

しかし中古のカワイの中からは

先ほどの気に入った中古のヤマハを超える程のものとは

出会えませんでした。

 

気になっていたブロードマンというブランドの新品は、

悪くないのですが、私はヤマハの音色の方が好きでした。

また中古が一切出回っていなかったので

売却時に苦労するかもしれないと考えました。

船便で運ぶとなるとピアノを過酷な環境に晒すことになり

コンディションが悪化するリスクもあることから、

日本へ本帰国する際には売却する可能性もあります。

そうなると中古市場も大きいヤマハやカワイの方が

価格の下落幅は小さいかなと。

 

色々と見て、弾いて、考えましたが、

結局最初に気に入った中古のヤマハを購入しました。

1980年代のU1。

価格は本体価格に配送料、椅子を加えてA$7,300でした。

気に入ったピアノを予算内で購入する。

これが最高の選択なのではないでしょうか。

 

Kは家にピアノが来て大喜び!

今は人差し指だけで弾きながらソルフェージュをしたり、

私が簡単な伴奏を弾きながら歌を歌ったりして楽しんでいます。

私個人としても昔の楽譜を引っ張り出して

楽しく弾いています。

購入して良かった。

 

ブリスベンでピアノを購入したというニッチな記事

ここでのピアノ購入を検討し始めたとき

ネット検索で情報収集をしていたのですが、

日本人目線の情報は全く見つけられず。

オーストラリアのサイトも

日本のサイトも片っ端から見て、

自分なりの指針を作って検討しました。

結構苦労したので、

またいつか誰かがブリスベンでピアノを探すときに

(ニッチ過ぎる)

少しでも役に立てばと思い、

この記事を書きました。

 

それにしても、

こんなにたくさんのピアノを弾き比べることなんて

なかなかない経験です。

見て回ること自体が本当に楽しかった!

これから久々に、ピアノがある生活を

目一杯楽しもうと思います。

 

 

Lily

 

 

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