オーストラリアで暮らしていて
素晴らしいと感じること。
それは、「自然体であること」。
例えば人々のおおらかさ。
皆が皆というわけではないでしょうが、
こちらで暮らす人々は細かいことに捉われず、
マイペースを崩さずに生きているように感じます。
簡単に自分を曲げない。
私なら「頑張らなきゃ!」
と肩に力を入れてしまいそうなところでも、
「そんなのしんどいじゃない。なんでそんなに頑張るの?」と
当たり前のことを当たり前に言ってしまう
といった調子。
それだからか、どこか心に余裕があるような、
そんな印象を受けることがしばしばあります。
食べ物も、ナチュラル志向なラインナップ。
オーガニック大国で、
調理法もシンプル。
シンプルな暮らしに憧れる私は
こんなオージー達の暮らしぶりに
学びたいところが沢山あるわけですが。
どうしても、
生理的に受け入れられないことがあります。
それは、お皿の洗い方。
①シンクに水を張ります。
②張った水に洗剤を入れます。
③使った食器を②にいれて少し浸けおきます。
④食器の汚れを手やスポンジで軽く擦り落とします。
⑤そのまま食器カゴへ。
・・・信じられます?
最後、すすがないんですよ。
「食器カゴのお皿、泡残ってるやん?」
「乾いたり拭いたりしたら大丈夫やろ。」
「そのお皿に食べ物載せるんやで?」
「お皿食べるわけちゃうやん。」
シンプルも行き着くとここまで来るのか。
なんでなんでしょうね。
異文化コミュニケーション。
決して着地することのない会話でした。
Lily
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