泣く、喚く、奇声や金切り声を上げる、叩く、投げる、のたうちまわる。
我が家の息子Kもあっという間に2歳になり、気づけばこんなバイオレンスな男へと変化していました。イヤイヤ期の襲来です。
Kが癇癪を起こすと、怒りをぶつけられた我々夫婦までもがイライラしてしまい、Kを怒鳴りつけたり、さらには夫婦喧嘩までしてしまう始末。
それはまるでゾンビに噛み付かれた人間がゾンビになってしまうかのよう。負の感情が我が家を蝕んでゆきます。
イヤイヤ期、話に聞いたり目の当たりにしたりしてはいましたが・・・実際に我が子我が身に降りかかるとかなりツライですね。涙
先輩ママに話すと、「3歳前後で落ち着いてくるよ☆」とのこと。
え!このままあと10ヶ月なんて待てない!泣笑
この状況を少しでも改善したい!
というわけで、我が家での対応策です。
癇癪を起こすシチュエーションを知る
まずは問題の洗い出しです。
Kはどんなときに癇癪を起こしていたかというと・・・
①おもちゃが思い通りにならないとき(仕様上曲がらない方向に曲げたいのに曲がらないときなど。理不尽)
②食事中、スプーン運びなどの手作業がうまくできないとき(理不尽)
③おやつをはじめ、好きな食べ物がなくなってしまったとき(理不尽)
④朝起きた瞬間に朝食が食べたいのに、まだ準備できていないとき(待ってください)
⑤外遊びから帰るとき(まあわからんでもない)
⑥お風呂に入るとき(うーん)
⑦遊んで欲しいのにかまってもらえないとき(食事の準備中など。仕方ないけど、わからんでもない。)
Kだとこれぐらいかな?
これもきっと、子どもによって千差万別ですよね。何かとすぐに癇癪を起こす頻回タイプもいれば、トリガーは少なくても癇癪の態様が激しいヘビータイプもいたり。
対応策を考える
ということで、それぞれどうしているかというと。
①おもちゃが思い通りにならないと怒る ②食事中、スプーン運びなどの手作業がうまくできないと怒る
→ここら辺は、「できるようになりたい!」の現れだし、もうどうしようもない。
やりたい気持ちに寄り添いつつなだめ励ます。これぐらいですかね。
③好きな食べ物がなくなると怒る ④朝起きた瞬間に朝食が食べたいのに、まだ準備できていないと怒る
→これらは事前に策を講じて乗り切ろうと頑張っています!
③については、おやつも食事も、好きそうなやつは小出しにしたり、最後にご褒美として出したりしています。
④については、早起きして準備。あるいは前日夜に準備。それしかない。でもいずれにせよ眠い。でも頑張る。
⑤外遊びから帰ろうとすると怒る
→お菓子で釣る。
「ほら見て!これなーんだ?」「美味しそうだぁ♡」「これ、一口食べてみて?」「ね、美味しいでしょ。お家に帰ったらもっと食べられるよ。」
こんな感じで畳み掛けます。
賛否両論あるでしょうが、我が家はこのスタイルでいきます。話したって通じない相手なのです。
⑥お風呂に入るとき
→お風呂で遊ぶとき限定のおもちゃをお風呂場に置いています。特別感で盛り上げて誘うのです。誘っても一発では承諾してくれないときもあります。
⑦遊んで欲しいのにかまってもらえないと怒る
→子どもなら、当然ですよね。「ちょっと待って!」は通じない、「今」を生きるロックンローラーK。
食事の準備はKのお昼寝中に大方進めて乗り切ったりもしています。が。Kのお昼寝中くらい私も休憩したい。そんな日はもう休憩しちゃって、そのあと地獄のロックンロールライブを見ています。
ちなみにこんな日は、今まではテレビに頼りまくっていたんですが、これじゃあいかんと、極力控えようと頑張っています。なんとなく、Kの情緒が、テレビの見せ過ぎで荒れているように感じて。
魔の2歳児には事前準備で乗り切・・・れるかな
問題点(=癇癪を起こす場面)を列挙し、それぞれの対応策を考案し、実践し、時に修正する。仕事も家事も育児も、解決へのアプローチ方法は結局同じですね。
他にも、私とKのスケジュールを今一度立て直したり、ひたすら地雷回避策考案に注力しています。
これで地雷を踏むことは少し減ったように感じていますが、それでも、ゼロにはならない。仕方ない、このツライ精神修業の日々はしばらく続くんでしょうね。涙
この時期を乗り越えた数多のママパパの、その功績と栄誉を称えて。合掌。
Lily
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